松島屋ないまぜ帖
2023.04.02
鳳凰祭、本日開幕
明治22年
福地桜痴(源一郎)が中心となって建てた
歌舞伎座は
明治44年から第二期
大正13年から第三期
昭和25年から第四期となり
今の第五期歌舞伎座は
平成25年4月に開場。
それから10周年を迎え
興行名に『鳳凰祭』という
新しい冠付きの公演が
今日、幕を開ける。
これもひとえに
ご来場くださるお客さま
お支えくださる関係各所の皆さま
そして空の上から見守ってくださる
先輩方のおかげだと思う。
心から御礼申し上げたい。
(昨日の読売新聞より↓)
鳳凰は空想上の生き物で
縁起が良いとされ
歌舞伎座の座紋でもあることは
皆さまご存じの通り。
舞台は今月から昼夜二部制に戻り
新作、古典、舞踊と
バラエティに富んだ内容である。
今回、夜の部
『与話情浮名横櫛』
(よはなさけうきなのよこぐし)
に出演させていただくこととなり
与三郎の顔や身体に傷をつける
赤間源左衛門役をさせてもらう。
歌舞伎を繋ぎ
伝統を紡いでいく
奇跡のようなこの瞬間に
立ち会える喜び。
皆さまには
是非ともこの機会に
お運びくださいますよう
お願い申し上げます。
キャッチコピーは
「新開場十周年
歌舞伎座で
会いましょう」