松島屋ないまぜ帖
2022年08月
2022.08.31
向日葵
福岡から素敵な画像が届きました。
福岡県のほぼ中央に位置する
朝倉郡の筑前町
「道の駅みなみの里」の花畑です↓
そしてもう1枚。
一斉にお辞儀をしているようにも見える
向日葵の後ろ姿も↓
朝倉といえば
後の天智天皇と天武天皇の
お母様であられる斉明天皇が
百済を助けるために
ここ朝倉までいらして、
病の末、崩御なさったと
たしか歴史で習った記憶が。
今日の誕生花は向日葵。
花言葉は本数によって違うそうです。
2022.08.30
本日、千穐楽
八月納涼歌舞伎は
本日、千穐楽を迎えます。
コロナ禍で休演や
代役公演となった日もございましたが
ラストは全員で。
何とかここまで辿り着けたことに
心から御礼申し上げます。
歌舞伎愛溢れる皆さまの
応援の賜物です。
本当に有難うございます。
第一部『新選組』
庄内半蔵 ↓ ©︎松竹
第三部『弥次喜多流離譚』
釜掛之丞 ↓ ©︎松竹
歌舞伎座のスタッフさんから
「本水が凄すぎて
怪我しないか
本気で心配してます」
と亀蔵を気遣うメールが
私の元へ届きました。
『弥次喜多』の舞台一面、滝のシーン。
鬘が飛ばされないよう
紐を何重にも強く締めてもらっていました。
水圧は存外にキツく
ボディブローのように
じわじわ効いていたようです。
が、お客さまの愉しそうなお顔に
疲れも吹き飛ぶのが
役者というもの。
昨日から
染五郎サンと團子サンが復帰しました。
今日の千穐楽
歌舞伎座では
当日券を
準備しているそうです。
令和四年の
夏の思い出にして頂けましたら
幸いです。
2022.08.29
ベルばらの日
1974年の今日
宝塚歌劇団が
『ベルサイユのばら』を
初めて上演しました。
なので8月29日は『ベルばらの日』。
何度もリバイバル上演されている
『ベルばら』。
ヅカファン歴を
「何年?」
と直接尋ねるのではなく
「オスカル、誰のを観た?」
と聞くと
その答えから
大体の察しがつくというのが
ファンあるあるです♪
2014年の特集雑誌より↑
更に今年は
池田理代子先生が
漫画『ベルサイユのばら』を
お描きになって50周年‼︎
おめでとうございます。
発売中の『芸術新潮』表紙は
オスカル様っ↓
来月は六本木で
『誕生50周年記念
ベルサイユのばら展』
が始まります。
マリー・アントワネットの靴や
直筆の手紙が
公開されるそうです。
幽閉されていた時に書いた
フェルゼンに宛てた手紙には
「毎秒愛してる」と
書かれているらしく・・・(涙)。
「世界史は苦手だけど
フランス革命だけは
『ベルばら』のおかげで得意♡」
と言う友人がいます。
舞台でも漫画でも
『ベルばら』でお勉強♪って
アリかも、です。
2022.08.28
出来立てあったかドーナツ
昨日、有楽町の東京国際フォーラムへ。
嫁に引っ張って行かれたのは
ドーナツ屋さん。
都内に何店舗もあるけど
フラッグシップショップで
グランドオープン初日だから
一緒に行こう、と。
入り口では
出来立てドーナツをもらえる。
確か、新宿に旗艦店があった時も
あったかいドーナツを
試食したのを思い出した。
「試食ドーナツ、撮っていいですか?」
厚かましく聞く嫁。
「どうぞどうぞ〜♪」
感じのいい店員サン。
忙しいのに、すみませんねぇ。
定番商品は
表面にうっすらと
シュガーコーティングされた
オリジナル・グレーズド®︎↓
ドーナツが出来上がる過程が
ガラス越しに見られるのは
子どもじゃなくても楽しい。
油でぷかぷか揚げた後
ベルトコンベアーで
余分な油を落とす↓
仕上げは滝↑
ここを潜ると表面が
シュガーコーティングされる。
東京国際フォーラム店だけの
限定品がいくつかあって
ちょっとわかりにくい画像だけど
ラムレーズン入りバタークリームを
挟んだドーナツが此方↓
オープン初日
店員サンが初々しくって
微笑ましかった。
新感覚のバーガードーナツ
マカロニ&チーズや
ミートソース&チーズ
もあって驚く。
日本人のアレンジ力って凄い。
今度、小腹が空いた時に是非。
2022.08.27
ファッションの秋に向けて
東京・丸の内にある
ブルックス ブラザーズへ。
年に数回
カジュアルシャツや
ジャケット&パンツ
小物類を購入する。
店員サンから
薦められたのが此方↓
写真右は麻で
左はコットン。
一般的には
『クレージーパターン』
『パッチワーク』
と言われている
柄合わせだが
ブルックスでは
『ファン シャツ』と呼ぶ。
もとは
縫製する職人さんが
練習の為に
残り布を使って
作っていたシャツで
売り物ではなかった。
が、たまたまそれを見た副社長が
“These are some fun shirts"
(これは楽しいシャツだ)
と言った事から
『ファン シャツ』と命名され
1970年代から
定番商品になったそう。
ブルックスのシャツは
縫製が匠みで
皺になりにくい。
着心地が良くて
可愛くて
お気に入り。
2022.08.26
スイス プチ・パレ美術館展
1998年に休館し
四半世紀
一般公開されていない美術館が
スイスにある。
その名はプチ・パレ美術館。
休館中だから
ジュネーヴへ行ったとしても
基本、入る事ができない。
そのコレクションが来日!
実に30年ぶり。
この貴重な機会を逃すべからず。
新宿のSOMPO美術館へ。
『スイス プチ・パレ美術館展』
19世紀後半から20世紀初頭の
パリで起きた
さまざまな美術運動を
網羅していると聞く。
印象派
新印象派
ナビ派
フォーヴィスム
キュビスム
そして
ポスト印象派
エコール・ド・パリ
わずか半世紀ほどの間に
次々と新しい
絵画の動向が現れ
パリの画壇に勢いがあった時代の
38人の油彩画65点が並ぶ。
上の作品はチラシに出ているもの。
ルノワールやユトリロなど
有名な巨匠たち。
でも、あまり
メジャーでない画家サンのも
結構多い。
無名だからヘタなのではない。
新しい様式を切り開いていこうとする
先駆者としての工夫と
心意気が見てとれる。
図録を見つけられなかったので
ポストカードを買った。
あえて大御所は避けて。
点描画なんだけど
そのタッチは
小鹿田焼の飛び鉋を彷彿とさせる
アシール・ロージェ作
≪花瓶の花束≫(部分)↓
画像だとうまく伝わらないから
実際に見に行って欲しい。
10月10日、体育の日まで。
2022.08.25
読売新聞 紡ぐプロジェクト
読売新聞社サンから亀蔵へ
WEBの取材依頼がございました。
宮内庁&文化庁と
三者(社+庁)合同で
日本の美を守り伝える
をコンセプトに
『紡ぐプロジェクト』
というのをなさっています。
『紡』のロゴマーク
ときどき催しで見かけますよね↓
そのプロジェクトの中に
『#歌舞伎』もあって
毎月、一人の役者を
クローズアップ。
今回は亀蔵です。
取材は基本
インタビュー形式。
歌舞伎座の稽古場に
記者さんとカメラマンさんが
いらっしゃり
納涼歌舞伎第三部の出番前に
1時間ほど取材なさいました↓
今月の新作歌舞伎
『新選組』と『やじきた』のこと。
先月まで出演していた
現代劇『パンドラの鐘』のこと。
歌舞伎にとどまらず
落語
日本や世界のアートなど
記者さんと話が盛り上がって
時間が足りなくなりました。
その記事がWEB上に
アップされています。
是非、ご高覧ください。
2022.08.24
千穐楽まで1週間
残すところ一週間となった
八月納涼歌舞伎。
第一部
代役にて上演中。
近藤勇の役で
客席に向かって
舞台の上に座っているのだが
いつもとは
男女比が違う気がする。
男性のお客様が増えている。
『新選組』ファン?
それとも
『手塚治虫』ファン?
入場無料の歌舞伎座ギャラリーでは
パネル展開催中↓
(歌舞伎って思ってたほど
難しくないじゃん)とか
(他の歌舞伎も観てみようか)とか
いろいろ楽しんでいただけたら
本望だ。
今月、嫁がお礼状に使っている
ポストカードは
手塚マンガと
歌舞伎のコラボ↓
第三部も
代役にて上演。
濃厚接触者疑いだった幸四郎サンは
一昨日から復帰。
元氣があり余っているようで
出演者の誰よりも
アクションが大きい(笑)。
そしてお客様は
「本役公演も代役公演も両方観たい」
と仰るリピーターが増えており
チケット窓口は売り出し時間になると
列ができているそうだ。
お客様の歌舞伎愛!
ありがたい。
2022.08.23
東京で初めての大規模個展
仕事の合間に初台へ。
イギリスのアート作家
『ライアン・ガンダー
〜われらの時代のサイン〜』展。
入口で機械に手をかざすと
レシートのような紙が
出てきた↓
毎回違う数字が並ぶ。
意味するものは緯度と経度。
北緯70.693827
西経45.750729
調べてみると
グリーンランドだった。
壁を食い破って顔を出しているのは
未来のネズミ。
メッセージを語りかけてくる↓
可愛い顔で喋っているのは
人類への警鐘である。
ネズミの溜め息に苦笑い↓
会場に捨てられているゴミも作品↓
拾ってみると
直筆で若い人へのメッセージが↓
こちらは
人感センサーで目と眉が動く作品↓
目は口ほどにモノを言う?↓
動きやストーリー性のある作品が多く
見飽きない。
一つひとつ意味を考えていたら
あっという間に1時間経過。
東京オペラシティ アートギャラリーで
9月19日まで。
2022.08.22
サクッとスタンプラリー
これまでいろんなバージョンをクリアしてきた
東京メトロのスタンプラリー。
今は“高知県ゆかりの地”がテーマ↓
不思議だな〜。
ご縁と言おうか
何と言おうか。
絶賛上演中の歌舞伎座『新選組』。
現在、代役で近藤勇だが
本役は庄内半蔵
土佐藩士。
「土佐弁」の先生から
イントネーションを
教わったばかり。
スタンプラリーの切り口のひとつ
「よさこい祭り」は
もとは高知県発祥で
今は全国へ広がっている。
中でも大規模なのが
「原宿表参道元氣祭スーパーよさこい」。
「明治神宮前駅」と「表参道駅」で
スタンプをもらった。
そしてもうひとつの切り口が
来年春の朝の連ドラのモデル
植物学者牧野富太郎博士。
そう!先週、嫁がブログに書いた
“幸せの青い蜂”の牧野植物園!
高知県出身の牧野博士は
77歳まで東京大学で
教鞭をとっていたらしい。
「本郷三丁目駅」と「茗荷谷駅」で
スタンプをもらった。
記念品は
缶バッジと
ミレーのビスケット。
このビスケットが
サクッと美味しい。
原宿のよさこいは
今週末開催予定。
お天気に恵まれますように。
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