松島屋ないまぜ帖
2022.06.08
夢介千両みやげ
昨日は東京宝塚劇場で
雪組公演を拝見しました。
『夢介千両みやげ』は
タイトルからご想像の通り日本もの。
原作は山手樹一郎とあります。
調べてみると
長谷川伸先生の門下でした。
歌舞伎では
『刺青奇偶』や『一本刀土俵入』が
長谷川作品です。
笑いあり、涙ありの
人情時代劇の王道。
今回の脚本・演出は石田昌也先生。
雪組トップの彩風咲奈サンが
小田原から江戸に出てきた
お百姓の倅という設定で、
悪い人がほとんど出てこない
楽しい芝居でした。
宝塚の生徒サンって
本当に器用ですね〜!
着物をサラッと着こなして。
時代劇の次は
休憩を挟んで
ショー『Sensational!』
バリバリ踊って歌って
ひととき夢の世界へ
誘ってくれます。
舞台と客席に一体感♪
呼吸というか、気というか
2000人が集中する瞬間が
たまりません。