松島屋ないまぜ帖
2022.05.22
第九十七回 東をどり
3年ぶりに新橋演舞場で
5月の『東をどり』が復活!
『芸の新ばし』なので
美しい芸者衆の踊りと
地方サンの三味線と唄、
舞台演出が毎回楽しみです。
総合演出は、
日本舞踊の三つの流派の持ち回り。
今回は、西川流鯉風派のお家元が
担当されました。
ひと言でまとめるなら
「凛とした艶やかさ」
とでも申しましょうか。
パキッと竹を割ったような
江戸っ子気質が垣間見える
粋な姿に、華やかさがプラスされ
スッキリした舞台でした。
歌舞伎と違って長唄や浄瑠璃も
全員女性。
心地良い響きにうっとりします。
観客は、幕前や幕間に
日本酒やドンペリ
料亭のお味に舌鼓。
私は、酒肴の折詰を
持ち帰りました♪
金田中サン↓
こちらは東京吉兆サン↓
同じ献立を
それぞれの料亭が
創意工夫で仕上げていて
食べ比べで盛り上がります。
卵焼き一つをとっても味が違うのです。
みんな違って
みんないい〜♪
明日まで
新橋演舞場は大料亭に変身しています。