松島屋ないまぜ帖
2022.05.05
金太郎親子
都内でも
鯉のぼりを見かけます。
端午の節句です。
「端午」の意味が
5月最初の午の日だと知ったのは
大人になってから。
金太郎の本名が
坂田金時で
土蜘蛛や酒呑童子を退治する
四天王のメンバーだと知ったのは
お謡を習い始めてから。
山姥のお母さんに育てられたと
知ったのは
歌舞伎を見るようになってから。
今、その金太郎親子を描いた
歌麿の浮世絵が
上野の東京国立博物館に
展示されています。
どの絵を見ても思うのですが
金太郎って
顔が濃い上に
日焼けしたような
肌色です。
歌舞伎でもやっぱり
赤ッ面。
博物館で祝う
端午の節句も
オツですね。