松島屋ないまぜ帖

2022.02.20

メトロポリタン美術館展

1870年に創立され、

1872年の今日

ニューヨークのマンハッタンに

借りあげた邸宅で

一般客を迎えたのが

メトロポリタン美術館。

  

セントラルパークの

レンガ造りの建物へ引っ越したのは

1879年。

アメリカへ行くと必ず訪れる

大好きな場所の一つ。

  

コロナ禍で渡米できなくなったが

向こうから来てくれた!

現地では、

天窓から自然光を取り込むための

改修工事が

行われているらしい。

  

今、乃木坂の国立新美術館で

『メトロポリタン美術館展

西洋絵画の500年』

開催中。

  

ヨーロッパ絵画2500点の中から

選りすぐった65点が来日。

西洋絵画500年分の流れが

ざっと見て回れる。

  

  

図録の表紙は

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール

の作品。

ラ・トゥールは

登場人物に“手”で語らせることに

卓越している(と、思う)。

  

以前見た幼子イエス・キリストの手なんて

蝋燭の灯りに透けて見えるほど

神々しかった。

  

表紙の「女占い師」では、

金持ち(風)の

若い男(そこそこイケメン)が

女性に取り囲まれカモに・・・。

それぞれの手にご注目。

思わずニヤっとしてしまう。

是非、美術館で見て欲しい。

 

今日はメトロポリタン美術館の

開館150年という

記念すべき日。

  

        

  


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