松島屋ないまぜ帖
2021.06.21
美味しいご飯の炊き方
「ご飯はね、10分で沸点に達するように
火加減するの。
お米は20分でα化するけど
プラス10分の蒸らし時間が大事」
美味しいご飯の炊き方を
教えてくださったのは、
半澤鶴子先生です。
茶事専門の出張料理人。
昭和18年生まれの78歳で
いらっしゃいます。
千葉と京都を拠点に
料理道具を積み込んだ愛車で
日本全国どこへでも!
1年間の走行距離は3万キロだそう。
溢れんばかりのバイタリティー。
「苦労も無いの、全て必然ね」
うふふ、と少女のような
チャーミングさも。
先生の著書を購入。
洗濯機を回している間にちょこっと
のつもりが一気読み↓
繊細な季節の移り変わりのある日本
生水が飲める日本
先人の想いに包まれた日本
どれだけ恵まれた環境にいるのか
しみじみありがたく思います。
裏千家研修会の講演で最初に仰った
「文化は答えを求めるものでは無い」
という言葉が、今
心の奥で波紋のように広がっています。