松島屋ないまぜ帖
2021.06.11
上野鈴本演芸場
昨日は上野鈴本演芸場へ。
六月上席の主任(トリ)は
義兄弟の春風亭一朝兄。
今、寄席は「昼の部」だけ再開している。
客席最前列は封鎖され、
2列目から市松模様だ。
ふと頭をよぎる。
落語が聴きやすい席
高座を見やすい席ってどこだろう。
この春、お父上からの代替わりで
席亭になられた鈴木敦社長に聞いてみた所
「僕のおすすめは“通路横”。
全体的には歌舞伎と同じで
“とちり席”が見易いですね〜」との事。
飲み物を買いに行ったり
(今はソフトドリンクのみ)、
お弁当やおやつ・おつまみを買いに行ったり
(今は販売中止)、
トイレに立ったりするのに
便利がいいから、と。
噺家は、顔を右や左に振って
登場人物を使い分けるので
真正面よりややハスの席に座ると
噺家サンと視線があい
直接話しかけられているように錯覚(笑)、
より楽しめる。
何が何でも最前列!とか
一番後ろでしょ〜とか
こればっかりは好みだけれど、
実は、一番前の席って
表情が事細かにわかって嬉しい反面
ずっと見上げる形になる為
首が痛くなってもいい!という覚悟も必要。
これは歌舞伎も同じ。
今回、粋な取り計らいで
高座から客席を見せてもらった。
一番後ろのお客様まで
しっかり見える↓
鈴本演芸場様&春風亭一朝兄
ありがとうございました。
この様子は、
近日、動画公開(予定デス)♪