松島屋ないまぜ帖

2021.06.06

七変化

七変化という別名をもつ紫陽花を

毎年この時期に頂きます。

  

聖徳太子が定めた冠位十二階の

最上位の色、紫を身に纏い、

雅びやかで美しく

気品に溢れていながらも

その丸っこいフォルムから

どことなく人懐っこい印象の

紫陽花。

  

「庭に沢山あるので良かったら〜」と

切り花を頂戴するのは

まるで写真のような

いえ、写真以上に美しい女性を

描いていらっしゃった

森本草介先生のお宅です。

  

2015年に天国へと旅立たれましたが

先生の油絵は

千葉県のホキ美術館に

沢山収蔵されていて、

コロナが収束したら

行きたい所の一つ。

  

しっとりと彩りを放つ

多種多様な紫陽花。

その丹精込めたお手入れに

頭が下がるばかりです。

  

ピアノの先生をなさっているお嬢様が

紫陽花のように素敵な女性。

そのお気遣いがさり気なくて

いつも勉強になります。

 

今年はブーケのように活けてみました。

ジューンブライドの季節です♪

  

 

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