松島屋ないまぜ帖
2021.01.21
あったかいんだからぁ〜(懐っ)
江戸時代、夏バテ予防に
よく飲まれていた甘酒は、
俳句では「夏」の季語。
でもやっぱり、
一番寒いこの時季に相応しい、
というか、この時季だから
お腹の中から温めたくなるというもの。
私が子どもの頃は、
母が酒粕をひと晩、水につけ
ふやかしたものに砂糖を混ぜて
ストーブの上に鍋をかけて
甘酒を作っていました。
時々かき混ぜるのは子どもの仕事。
酒粕ですから、
軽〜く酔って
真っ赤な顔になってました(笑)。
最近、お店で売られている甘酒は
ノンアルコールで
米と麹が主流。
砂糖は加えず、麹の甘味のみの
ヘルシー甘酒です。
大寒に入って今が一番寒い頃。
ご一服いかがですか?