松島屋ないまぜ帖
2025.03.21
江戸っ子が愛した桜もち
ソメイヨシノの開花が待たれる昨今。
桜、桜、桜もち。
年中食べたい
長命寺の桜もち。
甘いものは基本苦手なのだが
これは別。
長命寺の桜もちの特徴は
小麦粉の薄皮が餡を包んでおり
その周りに
塩漬けの桜の葉っぱが
豪勢に3枚!
お店では
「桜の葉は外してお召し上がりを」
と推奨しているのだが
どっこい
こちとら江戸っ子でい。
葉っぱの塩っ辛さが
あんこの甘さを引き立てるって寸法よ。
葉っぱ2枚を付けて食すのが
子どもの頃からの
習わしってもんよ。
しょっぱさと甘さが絶妙!
日本酒にも合うってもんだ。
今、歌舞伎座で販売中。
一箱5個入り1,500円。