松島屋ないまぜ帖

2024.10.15

ザ・カブキ

モーリス・ベジャール氏による振付で

東京バレエ団でしか上演できない作品

『ザ・カブキ』を東京文化会館で拝見。

  

  

1986年初演で

ストーリーは

仮名手本忠臣蔵が主軸。

  

「兜改め」「山崎街道」「討入り」など

馴染みのシーンが次々に出てきた。

    

「七段目」

手紙を読む所は

台が出てきて

よく工夫された演出。

  

歌舞伎と違って

生の演奏ではないのだが

ツケや柝はリアルだったし

定式幕もちゃんとあった。

  

斧九太夫が出ない代わりに

伴内が大活躍。

なるほどそう来たか!

見ていて楽しかった。

  

  

6年ぶりの日本上演ということで

客席は、ほぼ満員。

  

音楽は黛敏郎氏によるもので

これまで

日本での公演より

海外での上演の方が多いとのこと。

 

昼の部は歌舞伎で

夜の部はバレエといった風に

両方見比べる公演が実現したら

きっと面白いに違いない。

 

カレンダー

«10月»
  1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31   
ページトップへ