松島屋ないまぜ帖

2024.10.09

宝井基角の友

サントリー美術館で開催中の

『英一蝶

風流才子、浮き世を写す』展へ。

  

  

英一蝶(はなぶさ いっちょう)は

元禄時代を中心に活躍した絵師で

最初、狩野派に入門したが

破門された後

幇間をしたり

島流しにあったりと

波乱万丈な経歴の持ち主。

  

俳諧も松尾芭蕉に学び

宝井其角とは

生涯の友だったとか。

    

ここで

「忠臣蔵の?」

と思われた方

大正解!

  

雪の両国橋の場

宝井其角の

「年の瀬や水の流れと人の身は」

の発句に対し

大高源吾が

「明日待たるるその宝船」と返した

あの名シーン。

  

英一蝶、没後300年。

こうやって世界が繋がったり

広がったりするのっていいなぁ。

 

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