松島屋ないまぜ帖

2024年09月

2024.09.09

吉坊・一之輔 二人会

昨日は春風亭一之輔師匠の

『唐茄子屋政談』を目当てに

二人会へ伺わせて頂いた。

  

新作歌舞伎とは“盛り方”が違っていて

腹を抱えて笑った。

面白い上に勉強になるなんて

最高!

  

  

桂吉坊師匠は上方の噺家サン。

実は大阪の会員制のバーで

かなりの頻度で一緒になる。

東と西で

落語の慣習が違うことを

教えてくれる。

  

前座の時は『石段』という曲が

出囃子だったそうだ。

一歩づつしっかり

階段を登っていくようにって。

  

落語は『市川堤』を披露。

初めて聞いた。

  

両者共に

人気と実力と兼ね備えていて

聞き応えたっぷりだった。

2024.09.08

変化朝顔

普通の朝顔だけじゃなく

『変化朝顔』も育てている。

  

今年も一寸位の可愛らしいのが咲いた↓

 

  

花の形としては

朝顔というより

桔梗に似ている。

  

花びらの外側に

白いラインが入っており

葉っぱがくしゅくしゅしていて

しべが長いのが特徴↓

 

  

文京区の伝通院近くのお寺サンで

苗を分けてもらった

『変化朝顔』なので

名前はわからない。

  

どことなく品があるのは

江戸から続くDNAの賜物?

2024.09.07

おすすめ映画

昨日から始まった映画の紹介。

  

弊所スタッフのおすすめは

『二つの光』↓

 

  

韓国のホ・ジノ監督による

純愛短編映画(30分)。

  

2017年製作なのだが

アンコール上映

一週間のみ!

  

僕のおすすめは

『エイリアン:ロムルス』↓

  

  

1979年の1作目の『エイリアン』の

後日譚で

『ドント・ブリーズ』の

フェデ・アルバレス監督らしい

しつこい見せ場。

  

宇宙で最も恐ろしい生命体と

人類との闘いは

スケールがどんどん

小さくなってるけど(苦笑)

過去作を観てなくても

大丈夫。

2024.09.06

団十郎、真っ盛り

今年の入谷朝顔市で朝顔を求め

同時に

別のプランターに

去年取れた種子を蒔いたことを

このブログに書いた。

  

あれからふた月

毎朝毎晩

水遣りを欠かさず

丹精込めて育てた朝顔は

グングン蔦を伸ばして成長した。

  

毎朝20コ位

花を咲かせている。

  

中でも「団十郎」は

一際大きく

見事な咲きっぷり↓

  

  

柿渋色の独特な色合いは

今も江戸っコに人気。

2024.09.05

法界坊、配信中

中村勘三郎サン主演の

シネマ歌舞伎『法界坊』

歌舞伎オンデマンドで配信中です↓

 

  

古典歌舞伎を

串田和美監督が演出。

  

亀蔵は番頭役で出演しています。

  

ご購入から7日間

見放題!

  

今月末まで

お楽しみ頂けます。

2024.09.04

髙田賢三 夢をかける

新国立劇場から歩いて3分

東京オペラシティ

アートギャラリー

『髙田賢三 夢をかける』展へ。

  

  

単身パリへ渡り

1970年に初めてのショーを開催。

日本人デザイナーのパイオニアとなった

髙田賢三氏。

  

カラフルなリボンで作った

ウェディングドレス、

着物をアレンジした作品、

宝塚歌劇の舞台衣裳や

デザイン画などが

展示されている。

  

  

  

日本人の感性を活かし

自由で楽しく

新しいファッションを

世に放った。

     

2020年からは

天国で

デザインを続けていらっしゃるに

違いない。

    

今月16日まで開催中。

2024.09.03

憐れみの3章

今月下旬公開の映画

ランティモス監督最新作

『憐れみの3章』

   

カンヌ国際映画祭で

男優賞を受賞した

ジェシー・プレモンスはじめ

実力派揃いで

今から楽しみ。

  

ランティモス監督の独創的な世界を

音楽で引っ張っていくのが

ユーリズミックスの

『スイート・ドリームス』

 

亀蔵レコードコレクションより↑

   

1983年9月3日

ビルボードの1位に輝いた曲。

  

映画『憐れみの3章』で

なんと

41年ぶりに

再び脚光を浴びることに。

  

このブログで

”80年代の音楽をフィーチャーしてきた

甲斐があった。

こうやって時代は巡るんだなぁ。

2024.09.02

花道、歩けます♪但し一部分

初台の9月歌舞伎公演が開幕しました。

  

なんと

開演前にスペシャル体験♪

  

舞台

見放題!

写真撮影もできるのです↓

    

  

通常の歌舞伎興行では

開演前は

緞帳や定式幕が降りていて

舞台上の大道具などを

撮影することはできません。

   

ところが今回は特別!

芝居の前に

解説がございまして

『夏祭浪花鑑』の舞台が

本番そのまま

使われているのです。

  

住吉鳥居前の舞台面を背景に

記念撮影すれば

インスタ映え

間違いなし♡

  

#国立劇場

#夏祭浪花鑑で

SNSへの投稿

大歓迎です。

    

ほんの一部分ですが

花道を実際に歩くことも‼︎

  

  

役者目線を実際に体験できる

こんな機会は

滅多に有りません。

  

撮影可能時間は

12:15〜12:45

  

世界文化遺産

歌舞伎の舞台を

手中に収めるチャンスです。

2024.09.01

初公開!蘭奢待

「ランジャタイ」と聞くと

「お笑い芸人サン?!」を思い浮かべる僕だが

歴史好きな方は

「蘭奢待、あの信長の?!」と

仰られるかと。

  

天下第一の香木『蘭奢待』は

東大寺の正倉院に納められているため

その名が付いたとも言われている。

  

蘭の中に『東』

奢の中に『大』

待の中に『寺』の字が入っている。

  

信長が切り取った蘭奢待が

小分けにされ

その一片が

三井記念美術館に伝わっているらしく

今、初公開されている。

  

『五感であじわう日本の美術』展

会場には

錫の容器に入れられ

幾重にも厳重に包まれた中に

うやうやしく鎮座している

蘭奢待がっ!

長さは1センチほど↓

 

   

ガラス越しだから

人間の鼻では

その香りは全くわからないが

想像力、妄想力を

掻き立てられる。

    

歌舞伎で香りといえば

『伽羅先代萩』(めいぼくせんだいはぎ)。

伊達綱宗が履いている下駄が

伽羅でできており

曲者がその香りを

嗅ぐという演出がある。

  

香りを想像、妄想するって

人間らしくていいなぁと思う。

 

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