松島屋ないまぜ帖

2024年06月

2024.06.10

東長寺

博多座から博多駅へ向かう途中にある

『東長寺』は

806年

唐から帰国した弘法大師様が

日本で最初に建てた

お寺さんです。

    

  

『本堂』のご本尊は

弘法大師様。

  

仏舎利が

屋根の上の方に納められているのが

珍しい『五重塔』↓

  

台座が

ターンテーブルのように回る

『六角堂』↓

  

木造としては

日本最大級の大きさを誇る

『福岡大仏』や

福岡藩主黒田家の墓所など

地元ボランティアガイドさんが

無料でサクッと

案内してくださいます。

  

今月15日(土)には

弘法大師誕生日を祝う

『降誕会』=『青葉祭』が

行われるそうです。

2024.06.09

饂飩と蕎麦の発祥の地

日本に

饂飩と蕎麦が広がったのは

ここ博多からだと言われている。

  

以前このブログで紹介したと思うが

承天寺には

『饂飩蕎麦発祥の地』の

記念碑が立っている。

  

だからという訳ではないが

博多に来たら

饂飩が食べたくなる。

  

JR博多駅にある因幡うどん

(“ニュー”じゃない方)では

『いも天うどん』が

復活していた。

やわ麺は

博多ならでは↓

 

饂飩と蕎麦

どっちにするか迷ったら

アクロス福岡の近くにある

みすず庵へ。

 

『道行』↑

なんて洒落た

ネーミングだろう。

  

歌舞伎の場合の『道行』は

男女が共に旅をする事。

  

今月の博多座公演

昼の部

忠兵衛と梅川の『道行』は

親子、夫婦

それぞれがそれぞれを

思い合う気持ちが

なんとも切ない。

2024.06.08

博多で最古のカフェ

博多でお気に入りの

『カフェ・ブラジレイロ』↓

  

  

日本製の焙煎機しか使わない!

というこだわりの珈琲を飲むと

「博多だ〜!」と実感。

  

もともとブラジレイロは

昭和9年

東中洲の橋のたもとで

開業した。

  

単なる喫茶店ではなく

コックさんがいる

洋食グリルを兼ねており

当時から本格派のメニューが

並んでいたとか。 

  

250席もの大箱で

北原白秋など文化人の

サロン的な役割を

果たしていたのだが

太平洋戦争の際

建物疎開で

壊されてしまったそうだ。

    

今の店屋町の店は

50席ほど。

遅い時間に行くと

『ハンブルグ』や

『オムライス』が

残っているか不安になる。

  

  

  

『ミンチカツレツ』に至っては

いつも予約完売で

今回まだ一度も

お目にかかっていない(苦笑)。

     

博多座千穐楽まで

残り十日となった。

2024.06.07

『朧の森〜』配役発表

年末に新橋演舞場

年明けに博多座で開幕する

歌舞伎NEXT『朧の森に棲む鬼』

配役や日程が発表されました。

  

  

主役のライは

松本幸四郎サンと尾上松也サンの

ダブルキャスト。

  

亀蔵は四天王のウラベです。

  

詳細は下線部分をタップ↓

新橋演舞場

博多座

  

弊所インフォメーションからも

ジャンプできるよう

設定しています。

  

日程や開演時間など

あわせてご高覧ください。

  

来週末にはチラシが

出来上がりますので

お楽しみに♪

2024.06.06

難を転じる

片岡亀蔵事務所九州支所の庭にある

南天が開花しました。

  

  

南天には

「難を転じて福となす」という

言い伝えがございまして

お赤飯に

さりげな〜く添えられたりする

縁起ものです。

  

実は葉っぱに

防腐効果があるそうで

単なるお飾りじゃない

優れものでもあります。

  

関東から南に自生している南天は

『厄除け』

『魔除け』として

敷地の『鬼門』=北東に

植えられる事が多いそうで

古い屋並みが残る街で迷った時は

「家の玄関と南天の位置から

方角に検討をつけよ」と

言われていたとか。

  

三面六臂な南天の

花の画像をご覧になった方にも

難を転じて福が訪れますように♪

2024.06.05

芒種

今日は二十四節気の

芒種(ぼうしゅ)

  

『芒』は「のぎ」と読み

籾の先端の尖った部分を

指すそうです。

  

稲作が日本の根幹である事から

暦に使われているのですね。

  

九州でも田植えの季節を

迎えています↓

  

  

JAグループでは

子どもたちに

庭やベランダでも育てられる

『バケツ稲づくり』を

体験してもらいたい!と

平成元年から

種籾と肥料を

配布しています。

  

個人の場合

最大5セットまで

送料(全国一律)276円です↓

  

  

今、始めれば

秋の収穫に

ギリギリ間に合うとの事。

    

〆切は明後日

今月7日です。

  

JAの公式サイトを

ご参照ください。

2024.06.04

博多座隣の美術館

かっぱ

なっぱ

かった

かっぱ

なっぱ

いっぱ

かった

  

 

『ことばあそびうた』の

ケンケンパから始まる

『谷川俊太郎 絵本★百貨店』

  

詩人・谷川俊太郎さんは

これまで200冊にも及ぶ

絵本を世に送り出してきました。

  

『おならうた』の

ドーム型インスタレーション↓

  

  

谷川さんご本人!の朗読&

映画館のような大画面に絵が動く

『もこ もこもこ』↓

 

  

絵本を実際に手にとって

じっくり読めるコーナーなど

今だけじゃなく

昔、子どもだった人にも

面白い!

構成です。

  

今月16日まで

福岡アジア美術館で開催中。

  

博多座と併せて

お楽しみください。

2024.06.03

博多座開幕

六月博多座大歌舞伎が

初日を迎えました。

  

 

昼の部は11:00

夜の部は16:00から始まりますが

その1時間前に切符もぎりがスタートし

客席には開演時間の45分前に

入る事ができます。

  

他の劇場では滅多に聞けない

『着到』というお囃子を聴いたり

ご当地の食やお土産を

ロビーで探索したり

博多座ならではの歌舞伎を

お楽しみください。

  

“歌舞伎あるある”のご当地ネタ、

初日はアドリブ台詞で

『櫛田神社』が登場↓

  

  

開幕前にお詣りしましたら

タイミングよく

博多祇園山笠の神事が

行われていました。

  

7月からの本格的な祭りに先駆けて

ちょうど今頃

もろもろの準備が始まります↓

 

  

博多の総鎮守

『櫛田神社』が

博多座歌舞伎のどの部分で

出てくるのか

アドリブにご期待ください。

2024.06.02

八月納涼歌舞伎

八月納涼歌舞伎が

今年も3部制で開催される事が

昨日発表されました。

  

亀蔵は第二部14:30〜

『髪結新三』

車力善八のお役をさせて頂きます。

  

初日は8月4日(日)

千穐楽は8月25日(日)

休演日は13日(火)と19日(月)

  

  

今年の夏も

酷暑になりそうな予感です。

  

涼しい劇場で

の〜んびりと

お楽しみくださいませ。

2024.06.01

ふりがなチラシ

「歌舞伎のタイトルは

読み方が難しい」

と一般では言われているようです。

  

タイトルが耳に馴染んだ後に

漢字をご覧になった方、

つまり子どもの頃から

劇場へ連れて行ってもらってる方は

初見でもやすやすと

読めるのでしょう。

  

が、大人になってから

「さあ、歌舞伎を見てみよう」

という場合

最初の関門になっているとか。

 

今、博多座が取り組んでいるのが

『歌舞伎ふりがなチラシ』です↓

    

歌舞伎のタイトル

(=外題げだいと読みます)

全てスラスラ読めたら

“歌舞伎通”

 

六月博多座大歌舞伎は

明日、初日を迎えます。

 

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