松島屋ないまぜ帖

2024.05.25

第九十九回 東をどり

昨日、新橋演舞場で

『東をどり』初日を拝見。

  

九十九回目の今年は

尾上流が総合演出で

『“百”花繚乱』から一を引いた

『“白”花繚乱』がテーマ。

  

白扇

白酒売

共白髪など

次から次に

“白”をキーワードにした舞台が

繰り広げられていく。

  

  

実は歌舞伎役者には

芸者衆の芸を拝見する時

決まり事がある。

  

それは

座布団を外して

正座すること。

  

但し、劇場で

座席のクッションを

外すことはできないので

二階席から

学ばせていただいた。  

    

飲んだり食べたりも

憚られるので

料亭の折詰は

お持ち帰りさせて頂く。

こちらは金田中サン謹製↓

 

銀座日本料理組合の折詰は

竹葉亭サンの鰻寿司に

銀座寿司幸本店サンの玉子焼が入る↓

  

昨年大人気だった

“料亭の茶室”も登場。

初日は

東京吉兆のご亭主が

見事なお手前を披露なさった。

  

金の屏風に

『若葉』のお軸は

『東をどり』ならではの

華やかな室礼↓

(注:室礼も日替り)

  

『東をどり』で

江戸の粋

日本の綺麗を体感!

明後日27日まで。

 

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