松島屋ないまぜ帖

2023年10月

2023.10.21

夢人

『夢人』と書いて

ユメジンと読む。

  

今月8日に逝去された

谷村新司サンの

アルバム『マカリイ』に

収録されている曲。

  

作詞は谷村サンご本人。

作曲・編曲は千住明サン。

  

CDでは

杉並児童合唱団のコーラスが

収録されているのだが

2009年3月

東京文化会館大ホールで開催された

TANIMURA CLASSICでは

当時小学生だった子どもが

聖歌隊のみんなと一緒に

谷村サンのバックコーラスを

勤めることに。

  

出演が決まってから半月ほど

我が家ではこの曲を流し続け

子どもは歌い続け

いつしか家族全員が

覚えてしまった笑。

  

当日は客席で

コンサートを拝聴。

  

ブラームスをアレンジした楽曲や

昴など

場内は谷村サンの美声に包まれ

笑いの中にも

ほろりとさせるトークに

ベテランの技を見せつけられる。

  

終演後の楽屋では

「ありがとー」と言いながら

子どもたちと記念撮影する

谷村サン。

  

頂いたCDのジャケットには

サインが入っていた↓

  

 

夢人の歌詞の一節が

今も心に。

  

♪すべては縁(えにし)の道

2023.10.20

元寇

来月3日

リニューアルオープンする

『皇居三の丸尚蔵館』。

   

“皇居の中で拝見する国宝”は

オツなもの♪

小倉城から戻ったらすぐに行こう!と

今からテンションが上がっている。

  

収蔵品の一つが

『蒙古襲来絵詞』

元寇の様子が描かれたもの。

  

元寇は

皆さまご存知の通り

鎌倉時代

二度に亘って

蒙古軍(元)が日本へ押し寄せた史実。

壱岐対馬では

相当残虐なことが行われたという。

  

その戦火で社殿が炎上焼失した

福岡県にある筥崎宮には

海から引きあげられた

蒙古軍船の『碇石』が

今も残っている↓

  

  

石質は赭色凝灰岩

(しゃしょくぎょうかいがん)。

  

当時、蒙古軍の造船地だった

朝鮮全羅南道の天冠山の石材だと

境内にある説明板に記されている。

  

折しも10月20日は『文永の役』。

丸一日の激戦だったが

翌21日には

蒙古軍は一夜にして

博多湾内から撤収していたという。

  

台風?神風?

真偽のほどはわからない。

  

話を最初に戻す。

来月3日から

皇居にて展示される

『蒙古襲来絵詞』は

単なる美術品としてだけでなく

歴史の語り部としての

一面を持つ。

  

戦いの手柄の報告書(画)だから

ちょっと“盛って”るかも

しれないけど

そこはそれとして。

2023.10.19

金曜土曜は時間延長

コロナ禍でいろいろなことが変わったが

ようやく少しづつ戻りつつある。

  

美術館や博物館の

週末時間延長もその一つ。

  

上野の東京国立博物館平成館では

特別展『やまと絵』開催中。

金曜・土曜は20時まで開館。

*11月3日以降は19時まで

  

平安時代に成立した

日本美術の王道

『やまと絵』

日本四大絵巻が揃い踏み!

  

  

ご存知だと思うが

四大絵巻とは

国宝『源氏物語絵巻』

国宝『鳥獣戯画』

国宝『伴大納言絵巻』

国宝『信貴山縁起絵巻』のこと。

  

全部まとめて見られるのは

今月22日まで。

24日以降は

『伴大納言絵巻』が見られなくなる。

  

この週末

どこへ行こうか迷ったら

トーハクやまと絵展がおすすめ。

但し最終入場は

閉館の60分前まで。

2023.10.18

銀座和光ディズニーコラボ

銀座のアイコンと言える

4丁目の時計が

今だけ特別仕様↓

  

  

創立100年のディズニー社とコラボした

銀座和光。

銀座の顔と呼ばれる

ショーウインドーも↓ 

 

  

ミッキーが

レトロな雰囲気なのに

お気付きかと。

  

それもそのはず

2代目クロックタワーができた

1932年に公開された

映画のワンシーンを

モチーフにしたらしい。

目のデザインが

今とは明らかに違う。

  

時計だけではない。

店内に入ると

アクセサリーやら

雑貨やら

スペシャルコラボ商品が

いろいろ。

  

手土産に手頃なのが

此方↓

 

  

ミッキーマウスのシルエットや

100周年ロゴマークが入った

和光限定クッキー。

この空き缶

永久保存でしょ笑。

  

ミッキーとミニーは

来月18日

誕生日を迎える。

2023.10.17

寒暖差=おいし差

クイズです。

  

夏しずく

あきあかり

秋麗

あきづき

かおり

甘太

にっこり

王秋

新興

愛宕

  

これって何の名前だか

お分かりになりますか?

  

答えは『梨』

7月から11月まで次々に

収穫期を迎えます。

  

昨日

福岡から届いたのは

ずっしりと大きい

『甘太』。

朝倉の大水害から6年経ち

立派に実りました↓

 

  

寒暖差が大きいと

甘く美味しくなるのだそうです。

  

急激な気温の変化

人間は体調不良とならないよう

衣服の調節で凌いでください。

  

睡眠と休養

水分やビタミン補給も忘れずに。

2023.10.16

杉の子会

今月末で閉場となる

初代国立劇場。

大劇場も小劇場も演芸場も

全て建て替えのため

取り壊される。

  

小劇場の思い出が

『杉の子会』

  

昭和48年(1973年)

8月12〜14日開催

第5回『杉の子会』公演プログラム

=筋書が此方↓

 

  

青年期にさしかかった

子どもたちの勉強の場で

今は亡き勘三郎サンや

三津五郎サンらを筆頭にした

発表会である。

  

年齢の順に

役が付くため

当時、最年少だった僕は

やっぱりいつもと変わらない役が

割り当てられ

少々拗ねていたように

記憶している(苦笑)。

  

  

この筋書

僕はとっくに失くしたのに

客席で観ていた姉が

大切に持っていた。

  

「あの時はああで、こうで」と

半世紀経った今でも

懐かしそうに話している。

 

初代国立劇場の

舞台に立っていた

僕ら役者だけじゃなく

お客様にも

色々な思い出が

沢山おありだと思う。

  

初代国立劇場は一旦幕となるが

歌舞伎を通して

心豊かなひとときを

お客様と共有できたことが

一端を担っているものとして

誇らしくもある。

2023.10.15

平成中村座ナウ

開幕まで半月となった

平成中村座小倉城公演。

  

ご当地の方が

建設現場の進捗状況を

報告してくださいました。

  

10月2日

小倉城勝山公園。

鉄骨の骨組みの向こうに

小倉城が見えています↓

  

10月10日

小屋全体が覆われました

(写真提供:裕 様)

  

10月29日(日)には

ご当地の皆さまへのご挨拶

『お練り』が行われます。

どうぞ楽しみに

お待ちくださいませ。

2023.10.14

グランピング

「グランピングってご存知ですか?

那須高原で体験してきました。

オススメです♪」と

初耳情報が届きました。

  

場所は

栃木県にある

那須高原りんどう湖ファミリー牧場↓

  

  

湖の上に建てられた

宿泊テントには

フッカフカのベッドが。

    

もともと「グランピング」とは

「グラマラス(魅惑的な)」と

「キャンピング」の造語で

2005年イギリス発祥だとか。

  

晩御飯は

食材がちゃんと用意されている

バーベキューが

定番だそうです↓

  

 

秋の行楽シーズンがやってきました。

  

どこへ行こうか迷ったら

選択肢の一つに

「グランピング」も

素敵ですね♪

2023.10.13

着物手帳

スケジュールは手帳派。

事務所スタッフ全員で

共有しています。

  

老舗に全幅の信頼を寄せているため

発刊51年の『着物手帳』

(発行元:株式会社PR現代)を愛用。

  

文庫本と同じ大きさで

邪魔にならないサイズ感。

2024年版はAmazonで販売中。

  

表紙は

新潟県十日町の吉澤織物

(江戸時代宝暦年間から

織物業をなさっています)との

ビジュアルコラボです↓

  

  

今年12月のカレンダー頁も

付いているのですが

再来月は

『一粒万倍日』が

なんと4連続!

12月5日(火)

12月6日(水)

12月7日(木)

12月8日(金)

  

更に

19日と20日&大晦日も

一粒万倍日!

  

令和5年12月は

いろんな種まきに

最強の運勢のようです。

  

先日、薬師寺の管主様に

お話を伺ったところ

「種は撒きっぱなしではなく

育てることが大事。

条件が整うことで花が咲く」

とのこと。

  

“原因(種)”と“結果(花)”を

繋ぐのが

“縁”。

より“ご縁”を大切に致したく

スタッフ一同

心してまいります。

2023.10.12

週刊 読書人

毎週金曜日に

株式会社 読書人から発行の

『週刊 読書人』9月29日号

横尾忠則先生の連載記事に

コチラの写真の白黒バージョンが

掲載されました↓

 

(亀蔵衣裳協力:ニューヨーカー)

  

#美術展ナビの

『横尾忠則 寒山百得』展取材で

横尾先生のアトリエを

訪れた時のものです。

  

撮影は

読売新聞社の岡崎暢子氏。

  

そして無料配信サイト

#美術展ナビ#亀蔵meets

『寒山百得 横尾忠則』展

「その1」

「その2」

「その3」

全て出揃いました。

  

横尾先生の貴重な昔話や

作品への想いは

アート好きな方

舞台好きな方

必見です。

    

『横尾忠則 寒山百得』展は

東京国立博物館にて

12月3日まで。

  

アイデアの泉が尽きない

横尾ワールドを

是非体感してください。

  

#美術展ナビ#亀蔵meetsへは

インフォメーションから

ジャンプできます。

タップするだけです。

 

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