松島屋ないまぜ帖
2023.09.12
寒山百得 展
東京国立博物館で本日開幕
『横尾忠則 寒山百得』展
内覧会へ行かせて頂いた。
タイトルは
寒山“拾得”ではなく
あえての
寒山“百得”
現代美術家・横尾忠則先生の
「寒山拾得」シリーズ
102点大公開!
ボクにとって
横尾先生といえば
状況劇場の
ポスターとか
平成中村座ロングラン公演
ポスターとかの
イメージが強いのだが
今回の百様式は
一言で表すなら
「とてつもなく自由」。
基本が寒山拾得だから
筆や巻物を持った人と
箒を持った人が
セットで描かれていることを
予想していたが
じっくり拝見すると
「これはデ・キリコ?
こっちはマネ?
いや久隅守景か?」と
『本歌どり』のような
見方もできて
楽しさ倍増🎵
日付を見ると
1日に2作品仕上げる!
なんてことも。
そのパワフルさに圧倒される。
1936年生まれの
横尾忠則先生。
絶えることなく溢れ出る
イマジネーションの泉は
どこからくるのか
伺いたいなぁ。
会期は
東京国立博物館表慶館にて
12月3日まで。