松島屋ないまぜ帖
2022.10.21
終戦間際の初演作
今月18日から新橋演舞場で始まった
『女の一生』
文学座の為に森本薫先生が書き下ろした
最期の戯曲。
初演はなんと
1945年4月の東京。
森本先生は
京都へ疎開後に肺結核が再発し
病床で敗戦を迎え
1946年にこの作品の
プロローグとエピローグを
戦後に書き直した後に夭折。
享年34歳だったそうだ。
初日を拝見した
芝居好きの姉(先代カタイチの長女)
曰く
「大竹しのぶサンが
少女!
ほんとに十代!
老け役まで圧巻」
筋書きにザッと目を通す。
脇を固める
風間杜夫サン
高橋克実サン
演出もなさった段田安則サン
はじめ実力派揃い。
記者会見より ©︎松竹
東京公演は10月23日まで。
その後、京都南座
福岡博多座と続く
不朽の名作。