松島屋ないまぜ帖
2022.10.03
丸の内へお引越し
昭和の建築として初めて
国の重要文化財に指定された
「明治生命館」に
新しい美術館がお目見えしました。
愛称は「静嘉堂@丸の内」。
明治時代の半ば
三菱二代目・岩崎彌之助社長が創設した
「静嘉堂」(世田谷区)は
130年後
ついに念願叶って
丸の内に移転オープンしたのです。
入り口には
彌之助と小彌太(四代目社長)の
銅像が並んで
お客さまをお出迎え↓
「静嘉堂」は
東洋古美術を主とした
6500件の美術品と
和漢の古典が20万冊という
コレクションを誇ります。
一昨日から始まった
新美術館開館記念展では
国宝全7件が一般公開。
世界に現存するのは
たったの三つという
『曜変天目』茶碗は
発色が鮮やかで
宇宙を思わせる美しさ↓ポストカードより
俵屋宗達
『源氏物語関屋澪標図屏風』も
見応えアリ↓図録裏表紙より
気合いが入った開館記念展は
12月18日まで。
前期後期の入替えございます。