松島屋ないまぜ帖
2022.03.15
まもなくサクラサク
「着物の柄は季節を先取り」
が基本と言われます。
今、大急ぎで着なきゃいけないっ!
のが桜の文様。
去年はあまりにも早い桜の開花に
一度も袖を通さないまま
シーズンが終わったのでした。
私の宝物の一枚
久留米絣『熊野』↓
熊野(ゆや)は、私が初めて
仕舞いで習った演目です。
病気の母に会う為に
実家へ帰りたいのに
お殿様がなかなか許可してくれなくて
ハラハラと涙を零しつつ
散る桜を扇で受け止めながら
舞う場面。
ウェザーニュースの最新予報では
東京は
3月18日開花見込みです。
ちょうどタイミング良く
久留米絣の展示会が開かれます。
松枝家の久留米絣
〜伝統と伝承の道〜
3月18日から21日まで
銀座もとじにて。
初日から20日まで
松枝小夜子氏と崇弘氏がご上京。
作家さんから直接いろんな話を
聞いてみるのも面白いかも、です。