松島屋ないまぜ帖

2024.08.24

ご質問にお答えします

今月の歌舞伎座第三部

『狐花』をご覧になられた方から

メールが届きましたので

一部紹介させて頂きます。

   

『ストーリー展開も勿論驚きの一つだったのですが

会場の雰囲気作りもいつもの歌舞伎とは違い…

ライト、音楽、舞台設営、すべて新鮮でした。

本当に現場で事件が起きているのを

目撃しているような…

ドキドキしながら観劇しておりました。

そして何より今回の演目は

役者さまみなさまの個性が

一段と輝く演目でもあるなと思いました。

亀蔵丈はいつも拝見していて感じるのですが

役を演じているというよりかは

“その場に実在している人“かの如く

全く違和感がなく自然なのです。

何か意識されてるのでしょうか?

意識されていないから

自然なのでしょうか…』

 

まずはメールをお寄せくださり

御礼申し上げます。

そしてこの場を借りて

亀蔵よりお答えしますね。

  

亀蔵

「違和感ないとしたら

それはお衣裳さんや床山さん

スタッフさんたちのお陰です。

  

僕が子どもの頃

楽屋にいらした

明治生まれの先輩役者の影響も

大きいかと。

みなさん江戸の風情を

漂わせていらっしゃいましたから。

  

自分で努力しているのは

本や時代劇

美術展などを拝見&想像して

江戸に生きた人たちの

佇まいを掴むことでしょうか。

  

脇役の仕事の一つが

雰囲気作りだと

思っているので

これからも精進します」

  

  

『紀尾井町家話など

お洋服の姿を拝見すると…

そちらの方が違和感を感じてしまうのは

私だけでないのではないのでは?

  

というご感想も。

  

皆さまは如何ですか?

  

その紀尾井町家話第148夜

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