松島屋ないまぜ帖
2024.07.29
フォロン展
東京ステーションギャラリーへ
ジャン=ミッシェル・フォロンの作品を見に。
ベルギー生まれのフォロン(1934〜2005)は
名刺に
『空想旅行エージェンシー』と
記しており
親日家だったという。
1970年に父親へ宛てた手紙には
「日本は尊敬、感受性
美しさに満ちた
驚くべき国」とあり
日本の美しい文房具
筆や紙、墨などに
魅了されたとか。
会場には
ドローイングや水彩画など
およそ230点が展示。
『空想旅行案内人』という
タイトルなので
ほんわかした
ファンタジックな作品かと思いきや
意外にも
メッセージ性の強いものが多かった。
帽子にマントの男が
次第に
チャップリンに見えてくる。
その理由は
是非会場で感じて頂きたい。
東京は9月23日まで。
その後
名古屋、大阪へと
巡回する。