松島屋ないまぜ帖
2024.07.22
初鰹
来月の歌舞伎座
八月納涼歌舞伎の演目の一つが
『髪結新三』
かみゆいしんざ
過去の台本を書庫から出して
台詞の自主稽古を
始めている↓
正式なタイトルは
『梅雨小袖昔八丈』
つゆこそでむかしはちじょう。
梅雨時分の話で
江戸の風物詩が出てくる。
魚売の
「鰹、鰹」の呼び声といい
舞台の上でチャチャっと捌く様子といい
新三との掛け合いといい
江戸っこ気質に溢れている場面。
歌舞伎に残る江戸の文化を
芝居の中に探して
会話の糸口に。
夏休みの宿題にもオススメ。