松島屋ないまぜ帖
2022.08.26
スイス プチ・パレ美術館展
1998年に休館し
四半世紀
一般公開されていない美術館が
スイスにある。
その名はプチ・パレ美術館。
休館中だから
ジュネーヴへ行ったとしても
基本、入る事ができない。
そのコレクションが来日!
実に30年ぶり。
この貴重な機会を逃すべからず。
新宿のSOMPO美術館へ。
『スイス プチ・パレ美術館展』
19世紀後半から20世紀初頭の
パリで起きた
さまざまな美術運動を
網羅していると聞く。
印象派
新印象派
ナビ派
フォーヴィスム
キュビスム
そして
ポスト印象派
エコール・ド・パリ
わずか半世紀ほどの間に
次々と新しい
絵画の動向が現れ
パリの画壇に勢いがあった時代の
38人の油彩画65点が並ぶ。
上の作品はチラシに出ているもの。
ルノワールやユトリロなど
有名な巨匠たち。
でも、あまり
メジャーでない画家サンのも
結構多い。
無名だからヘタなのではない。
新しい様式を切り開いていこうとする
先駆者としての工夫と
心意気が見てとれる。
図録を見つけられなかったので
ポストカードを買った。
あえて大御所は避けて。
点描画なんだけど
そのタッチは
小鹿田焼の飛び鉋を彷彿とさせる
アシール・ロージェ作
≪花瓶の花束≫(部分)↓
画像だとうまく伝わらないから
実際に見に行って欲しい。
10月10日、体育の日まで。