松島屋ないまぜ帖

2022.07.17

タクロウとタツロウ

今、TATSUROとTAKUROが熱い。

山下達郎と吉田拓郎である。

あえて呼び捨てにすることを

お許しいただきたい。

  

このお二人、

「さん」

「さま」

「先生」

「殿」

いずれもしっくり来ない。

  

久しぶりに銀座の

山野楽器4階へ。

達郎と拓郎のCDが並んでいた。

もちろん即買い。

   

山下達郎

50年のキャリアが詰まった

最新アルバム。

  

漫画家のヤマザキマリさん

(あのテルマエ・ロマエの!)

に依頼した肖像画の

仕上がりを見て

『SOFTLY』という

タイトルが閃いたそう。

  

どこまでもアップデートし続ける

達郎サウンド。

音の層が厚い。

  

一方で吉田拓郎は

ラストアルバム!

と銘打っている。

  

ジャケットは

KinKi Kids堂本光一さんの

手書きタイトル

『ahー面白かった』。

  

ブックレットを開くと

これまた光一さん手描きの

拓郎の似顔絵。

こういう大人な遊び心

洒落てる。

  

ギター演奏で

KinKi Kids堂本剛さんが

参加してたり

スペシャルゲストヴォーカルに

小田和正さんがいたり。

  

CDとDVDの2枚組。

DVDは制作メイキング映像と

インタビューで

素の拓郎(?)を

垣間見ることができる。

  

どちらもお客さんを楽しませよう!

というサービス精神に溢れていて、

日本のポップス界を牽引してきた

二人であることに間違いない。

  

拓郎のラスト

と聞くと

一抹の寂しさを覚える。

        

  


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